回鍋肉を作ったけど、豚肉に味が入ってない、キャベツは固い。
調理工程は単純なのに「あるある」な悩みです。
でもコツさえつかめば、豚肉はふっくら、野菜はシャキシャキなおいしい回鍋肉があなたも作れます。
解決策は豚肉は下ゆで、キャベツとピーマンはレンチンすることです。
回鍋肉がうまく作れなくて悩んでいる人は、ぜひ試してください。
回鍋肉をおいしく仕上げるコツ
【回鍋肉】の名前の由来をご存じですか?
豚のかたまり肉をゆでて、薄切りにしてからもう一度鍋に戻して調理する、という工程の同じ鍋を使い回すところからきています。
「回す」は、一度ゆでた肉を鍋に戻すという意味があるんですよ。
回鍋肉の材料
甜麺醤、紹興酒、しょう油、砂糖は、あらかじめ【合わせ調味料】として仕込んでおいてください。
豚肉をゆでる。
湯通しする程度で十分です。
色が少し変わったくらいで引き上げて、ザルで水切りしましょう。
下ゆでしておくと、アクも取れてふっくら仕上がります。
下ゆでしておくことで、炒めるときに肉同士がくっついたままになることがなく、見た目も美味しそうに出来上がります。
完全に火を通す必要はありません、臭みやアクが取れればOKです。
画像は写真を撮るために、時間が長くなっちゃいました。
キャベツとピーマンをレンチンする。
本来なら下ゆでしたいところですが、水をしぼるのが面倒なのでレンチンします。
耐熱容器に入れて500wで1分30秒、上下を変えてさらに1分30秒レンチンします。
※600wなら1分+1分かな?
にんにくをつぶす。
香りを良く出るように包丁の根元で押しつぶすように砕きます。
中華ににんにくは欠かせませんね!
回鍋肉を作ろう。
中華料理は【段取り9割】と言われています。
つまり、準備ができていれば、できたも同然です!
どんなことにも言えると思いますが、準備は大切です。
- サラダ油を熱しにんにくを炒める。
- にんにくの香りがたったら、豚肉を炒める。
- 豚肉に軽く焼き色がついたら、鍋にすき間を作って豆板醤を炒める。
- キャベツとピーマンを入れる。
- 全体を混ぜ合わせる。
- 合わせ調味料を入れて全体にからんだら、塩をひとつかみ振って完成!
20年くらい使っている中華料理の教科書です。(紙媒体がおすすめです。)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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